清水邦広

清水 邦広
Kunihiro Shimizu
2011年
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1986-08-11) 1986年8月11日(37歳)
出身地 福井県福井市品ヶ瀬町
(旧足羽郡美山町品ヶ瀬)[1]
ラテン文字 Kunihiro Shimizu
身長 193cm
体重 98kg
血液型 B型
選手情報
所属 パナソニックパンサーズ
背番号 1
愛称 ゴリ
ポジション OP
指高 260cm[1]
利き手
スパイク 348cm[2]
ブロック 330cm[2]
獲得メダル
日本の旗 日本
アジア大会
2010 男子
2014 男子
アジア選手権
2009 男子
2015 男子
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清水 邦広(しみず くにひろ、1986年8月11日 - )は、日本の男子バレーボール選手。福井県足羽郡美山町(現在の福井市)出身。V.LEAGUE DIVISION1のパナソニックパンサーズ所属。愛称はゴリ

来歴

ママさんバレーをしていた母親の影響で、上宇坂小学4年(上宇坂スポーツ少年団)よりバレーボールを始める[3]福井工業大学附属福井高等学校を経て、東海大学に進学。

2007年、大学在学中の20歳で、全日本代表オポジットに選出。2007年ワールドリーグ東京大会に緊急招集され、翌日の試合でいきなり代表デビューを飾った。2007年ワールドカップでは、初戦の勝利に貢献するなど活躍した。12月16日に青山記念体育館で行われた全日本インカレ大会では、全日本監督の植田辰哉が駆けつけて激励の演説をした。

2008年北京オリンピック世界最終予選を経て、福澤達哉とともに最年少の21歳で北京オリンピック代表に選出され出場。

2009年4月パナソニックパンサーズに入団。11月に開催されたワールドグランドチャンピオンズカップでは全日本男子32年ぶりの国際大会の銅メダル獲得に貢献し、ベストスコアラー賞を獲得。Vプレミアリーグではパナソニックの2年ぶりの優勝に貢献し、最高殊勲選手賞、スパイク賞、ベスト6を獲得した。

2010年、黒鷲旗大会のパナソニックの3連覇に貢献し、2年連続黒鷲賞を獲得した。

左手甲を負傷中のため、2013年ワールドリーグのメンバー(22名)には選出されなかった[4]。その後、同年9月の2014年世界選手権アジア最終予選のメンバー(12名)には選ばれた。

2013/14Vプレミアリーグにおいて、パナソニックの2年ぶり優勝に大きく貢献し、自らも二度目となるMVPとベスト6、スパイク賞を受賞した[5]

2015年8月に開催された第18回アジア選手権で優勝に大きく貢献し、自らもMVPに輝いた[6]

2018年2月18日に行われたVファイナルステージ・対JT戦の第一セットで、アタックし着地した際に右膝を捻り、右膝前十字靱帯および内側側副靱帯の断裂に加え、半月板損傷軟骨損傷で全治12か月という大怪我を負う[7][8]。その後手術を数度繰り返すこととなるが、リハビリを重ねて復帰を果たし、2019-20シーズンより2シーズン連続でV.LEAGUEの敢闘賞を受賞している。

2021年、東京オリンピックで、若きエース・西田有志の控えではあったが、試合に出場して日本代表の準々決勝進出に貢献[9][10]。準々決勝でブラジルに敗退。この試合をもって日本代表を引退する意向をInstagramで発表したが、現役続行の意向も示した[11]

人物

球歴

  • 日本代表 - 2007年-2021年
    • オリンピック - 2008年、2021年(東京2020)
    • ワールドカップ - 2007年、2011年、2015年、2019年
    • ワールドリーグ - 2007年、2008年、2009年
    • ワールドグランドチャンピオンズカップ - 2009年、2013年

受賞歴

所属チーム

参考文献

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 『2011/12 V・PREMIER/V・CHALLENGE LEAGUE MEN OFFICIAL PROGRAM』2011年12月発売
  2. ^ a b スポーツナビ その他 バレーボール 選手プロフィール、2011年7月18日閲覧
  3. ^ 「月刊バレーボール」2017年12月号臨時増刊 46ページ
  4. ^ スポーツナビ 石島、越川らを選出、負傷の清水は外れる、2013年5月1日
  5. ^ Vリーグ機構. “2013/14 V・プレミアリーグ 男子表彰選手”. 2014年4月14日閲覧。
  6. ^ worldofvolley.com. “ACH M: Kunihiro Shimizu won the MVP award”. 2015年8月9日閲覧。
  7. ^ “清水選手の怪我による離脱について”. パナソニックパンサーズ. 2018年2月25日閲覧。
  8. ^ “諦めかけた清水邦広を支えた名医。バレー界に信頼される「荒木先生」。(米虫紀子)”. Number Web - ナンバー. 2021年9月21日閲覧。
  9. ^ “結果 - 男子予選ラウンド - プールA 日本対イラン”. TOKYO 2020. 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会. 2021年8月9日閲覧。
  10. ^ “清水邦広のバレーボール日本男子、29年ぶり準々決勝進出 東京五輪1次リーグでイラン破り3勝2敗”. 福井新聞. (2021年8月1日). https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1369498 2021年8月9日閲覧。 
  11. ^ “清水邦広が日本代表引退、初選出から14年間「かけがえのない経験」 SNSで報告”. 福井新聞. (2021年8月6日). https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1373003 2021年8月9日閲覧。 
  12. ^ nikkansports.com. “中島美嘉がクリスマス結婚”. 2014年12月25日閲覧。
  13. ^ “中島美嘉、元バレー日本代表・清水と離婚…東京と大阪拠点「心の距離まで離れ」”. スポニチアネックス (2018年2月3日). 2018年2月3日閲覧。
  14. ^ ORICON NEWS. (2022年1月11日). https://www.oricon.co.jp/news/2220789/full/ltitle=バレー清水邦広、再婚を報告 「笑顔の絶えない明るい家庭を築く」と決意新た 2024年3月9日閲覧。 
  15. ^ “バレー清水邦広、第1子女児誕生を報告「感謝でいっぱいです」「これからもっとがんばりまっせ!!!」”. オリコンニュース. (2022年9月30日). https://www.oricon.co.jp/news/2248065/full/ 2022年9月3日閲覧。 
  16. ^ “バレーボールの清水邦広選手が第1子誕生を報告「不思議な気持ち。不器用なりに一生懸命頑張りたい」”. 福井新聞. (2022年9月3日). https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1622462 2022年9月3日閲覧。 

外部リンク

  • 清水邦広 - Olympedia (英語)Edit on Wikidata
  • 清水邦広 - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)Edit on Wikidata
  • 清水邦広 - V.LEAGUEEdit on Wikidata
  • パナソニックパンサーズ 選手紹介
V・プレミアリーグ男子 最高殊勲選手賞/最優秀選手
日本リーグ
1960年代

67 池田尚弘 / 68-69 大古誠司 / 69-70 白神守

1970年代

70-71 森田淳悟 / 71-72 横田忠義 / 72-73 大古誠司 / 73-74 中村祐造 / 74-75 中村祐造 / 75-76 中村祐造 / 76-77 田中幹保 / 77-78 森田淳悟 / 78-79 田中幹保 / 79-80 田中幹保

1980年代

80-81 田中幹保 / 81-82 山田修司 / 82-83 田中幹保 / 83-84 山田修司 / 84-85 杉本公雄 / 85-86 三橋栄三郎 / 86-87 三橋栄三郎 / 87-88 三橋栄三郎 / 88-89 田中幹保 / 89-90 田中幹保

1990年代

90-91 中垣内祐一 / 91-92 楊成太 / 92-93 青山繁 / 93-94 大竹秀之

Vリーグ
1990年代
2000年代
V・プレミア
リーグ
2000年代

06-07 越川優 / 07-08 山本隆弘 / 08-09 デヤン・ボヨビッチ / 09-10 清水邦広

2010年代
V.LEAGUE
DIVISION1
2010年代
2020年代
V・プレミアリーグ男子/V.LEAGUE DIVISION1 MEN 敢闘賞
日本リーグ
1960年代

67 大古誠司 / 68-69 木村憲治 / 69-70 中村祐造

1970年代

70-71 横田忠義 / 71-72 森田淳悟 / 72-73 横田忠義 / 73-74 西本哲雄 / 74-75 森田淳悟 / 75-76 森田淳悟 / 76-77 森田淳悟 / 77-78 田中幹保 / 78-79 山田修司 / 79-80 山田修司

1980年代

80-81 山田修司 / 81-82 田中幹保 / 82-83 山田修司 / 83-84 田中幹保 / 84-85 ポール・グラットン / 85-86 井上謙 / 86-87 田中幹保 / 87-88 笠間裕治 / 88-89 川合俊一 / 89-90 長谷部三男

1990年代

90-91 大浦正文 / 91-92 中垣内祐一 / 92-93 楊成太 / 93-94 青山繁

Vリーグ
1990年代
2000年代

00-01 イリア・サベリエフ / 01-02 カルロス・ダシルバ / 02-03 イリア・サベリエフ / 03-04 イリア・サベリエフ / 04-05 宇佐美大輔 / 05-06 越川優

V・プレミア
リーグ
2000年代
2010年代

10-11 米山達也 / 11-12 米山裕太 / 12-13 川村慎二 / 13-14 越川優 / 14-15 エバンドロ・グエッラ / 15-16 清水邦広 / 16-17 イゴール・オムルチェン / 17-18 高松卓矢

V.LEAGUE
DIVISION1
2010年代

18-19 トーマス・エドガー / 19-20 清水邦広

2020年代
V・プレミアリーグ男子ベスト6
Vリーグ
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
プレミア
リーグ
2006/07
2007/08
2008/09
2009/10
2010/11
2011/12
2012/13
2013/14
2014/15
2015/16
2016/17
2017/18
V.LEAGUE
DIVISION1
2018/19
2019/20
2020/21
2021/22
2022/23
 
1990年代
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1996年
1997年
1998年
1999年
 
2000年代
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
 
2010年代
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
★は黒鷲賞、☆は敢闘賞
パナソニックパンサーズ 2023-2024
スタッフ
S
OH/OP
MB
L
 
日本の旗 バレーボール日本男子代表
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2007 ワールドカップ
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2008 北京五輪 世界最終予選
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2008 北京五輪 オリンピックの旗
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2009 グラチャン 3 3位
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2010 世界選手権
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2011 ワールドカップ
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2012 ロンドン五輪 世界最終予選
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2013 グラチャン
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2015 ワールドカップ
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2016 リオデジャネイロ五輪 世界最終予選
日本の旗 バレーボール日本男子代表 - 2019 ワールドカップ
日本の旗 バレーボール日本男子代表 - 2021 東京五輪 オリンピックの旗