大竹壱青

大竹 壱青
Issei Otake
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1995-12-03) 1995年12月3日(28歳)
出身地 日本の旗 神奈川県横浜市
ラテン文字 Issei Otake
身長 202cm
体重 98kg
血液型 O型
選手情報
所属 東京グレートベアーズ
背番号 13
愛称 イッセイ
ポジション OP / MB
指高 267cm
利き手[1]
スパイク 346cm
ブロック 325cm[1]
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大竹 壱青(おおたけ いっせい、1995年12月3日 - )は、日本の男子バレーボール選手である。

来歴

神奈川県横浜市出身。実父は全日本で活躍した大竹秀之、姉は同じく元全日本大竹里歩というバレーボール一家に生まれた。父の影響を受けて小学3年生の頃からバレーボールを始める[1]東亜学園在学中は、インターハイや春高バレーで活躍し、2014年4月に関東大学1部リーグの中央大学に進学。

2014年6月、東京オリンピックの強化指定選手である「Team CORE」のメンバーに選出された[2]。同年12月に行われた全日本インカレでは、同大学18年ぶりの優勝に貢献し、自らもスパイク賞に輝いた[3]

2015年4月、全日本代表メンバーに初招集された[4][5]

2017年2月にはイタリアのセリエA2所属のトゥスカーニアに練習生として1か月の短期留学を行っている[6]。同年も全日本代表メンバーに招集され[7]バレーボール・ワールドリーグポプラート大会でシニア国際大会デビューを果たす。

同年のユニバーシアード代表候補メンバーで出場した東アジア地区バレーボール選手権大会で優勝し[8]、自身もMVPに耀いた。

2017年9月、ドイツ・ブンデスリーガのユナイテッドバレーズ・ラインマイン(ドイツ語版)に短期留学すると発表された[9]

2017年12月、パナソニックパンサーズは大竹の入部内定を発表した[10]

2018年にイタリアブルガリア共同開催のバレーボール男子世界選手権に出場した[11]

2022年、AVCカップでベストオポジット賞を受賞した[12]

しかし、2022-23シーズンのV1男子では、20歳の西山大翔の台頭もあり、出場機会が大きく減少した[13]

2023年、出場機会を求め韓国Vリーグ所属クラブを対象に行われる「2023KOVO男子アジア枠トライアウト」に参加し、4月27日、その最終ドラフトで、ソウル・ウリィカード・ウリィWONに指名された[14][15]。6月30日をもってパナソニックパンサーズを退団し、ウリィカードに移籍した[16][17]。韓国では主にミドルブロッカーとしてプレーした[18]

2024年、東京グレートベアーズとの契約が発表された[19]

球歴

所属クラブ

受賞歴

人物

脚注

  1. ^ a b c 「パナソニックパンサーズ」『2021-22 V.LEAGUE公式プログラム チームの顔 男子 2021年11月号』、日本文化出版、2021年11月、22頁、ASIN B09HG54WVS。 
  2. ^ “指導方法策定、普及事業、有望選手発掘、選手強化の4つを柱とする『Project CORE』発表記者会見を開催!”. 日本バレーボール協会. 2014年6月27日閲覧。
  3. ^ “第67回 秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会 最終結果”. 全日本大学バレーボール連盟. 2014年12月7日閲覧。
  4. ^ “2015年度全日本男子チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2017年9月10日閲覧。
  5. ^ 「月刊バレーボール」2015年6月号 54ページ
  6. ^ 「月刊バレーボール」2017年4月号 36-37ページ
  7. ^ “2017年度全日本男子チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2017年9月10日閲覧。
  8. ^ “チャイニーズタイペイに勝利し大会連覇! 2017東アジア地区男子選手権大会”. 日本バレーボール協会. 2017年9月10日閲覧。
  9. ^ 「月刊バレーボール」2017年11月号 40ページ
  10. ^ 2017年度 新規加入選手・スタッフ紹介
  11. ^ 日刊スポーツ(2018年8月27日)
  12. ^ “2022AVCカップ男子”. 日本バレーボール協会. 2022年9月9日閲覧。
  13. ^ 田中風太 (2023年5月24日). “パナソニックを退団して韓国リーグへ 伊賀亮平&大竹壱青が語った挑戦への思い”. 月バレ.com (日本文化出版). https://www.getsuvolley.com/230524_panasonic_iga_otake 2023年5月24日閲覧。 
  14. ^ “우리카드 배구단 2023 아시아쿼터 드래프트 결과” [ウリィカードバレーボールチーム 2023年アジア枠ドラフト結果] (韓国語). ソウル・ウリィカード・ウリィWON (2023年4月28日). 2023年4月29日閲覧。
  15. ^ “韓国Vリーグ男子に初の日本人選手誕生!パナソニック伊賀亮平&大竹壱青がアジア枠ドラフトで指名”. スポーツソウル. (2023年4月28日). https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=73831 2023年4月29日閲覧。 
  16. ^ “大竹 壱青選手 退団のお知らせ”. パナソニックパンサーズ (2023年5月23日). 2023年5月23日閲覧。
  17. ^ “パナソニック 元日本代表の大竹壱青、リベロ伊賀亮平が退団 韓国リーグへ挑戦 大竹「パンサーズでプレーした事は私自身の中で大きな誇り」V1男子”. バレーボールマガジン. (2023年5月24日). https://vbm.link/655790/ 2023年5月24日閲覧。 
  18. ^ “プロとしての覚悟とミドルとしての役割 ~韓国Vリーグ参戦の大竹壱青~ | 月バレ.com【月刊バレーボール】”. 月バレ.com【月刊バレーボール】 | 月刊バレーボールが運営するバレー情報サイト (2023年12月20日). 2024年5月27日閲覧。
  19. ^ ネイチャーラボ. “大竹壱青選手 新規選手契約のお知らせ - NEWS - ニュース|東京グレートベアーズ公式サイト”. 東京グレートベアーズ公式サイト. 2024年5月27日閲覧。
  20. ^ “プロとしての覚悟とミドルとしての役割 ~韓国Vリーグ参戦の大竹壱青~ | 月バレ.com【月刊バレーボール】 - Part 2”. 月バレ.com【月刊バレーボール】 | 月刊バレーボールが運営するバレー情報サイト (2023年12月20日). 2024年5月12日閲覧。

外部リンク

 
日本の旗 バレーボール日本男子代表
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2017 グラチャン
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2018 世界選手権
日本の旗 バレーボール日本男子代表 - 2019 ワールドカップ
V.LEAGUE DIVISION1 MEN 新人賞
日本リーグ
1970年代

74-75 吉田重誉 / 75-76 山田修司 / 76-77 村上情次 / 77-78 花輪晴彦 / 78-79 鶴徹朗 / 79-80 藤田幸光

1980年代

80-81 該当者なし / 81-82 蘇武幸志 / 82-83 笠間裕治 / 83-84 奥野浩昭 / 84-85 米山一朋 / 85-86 川合俊一 / 86-87 眞鍋政義 / 87-88 植田辰哉 / 88-89 中西弘之 / 89-90 泉水智

1990年代

90-91 中垣内祐一 / 91-92 該当者なし / 92-93 泉川正幸宮崎謙彦 / 93-94 佐々木太一

Vリーグ
1990年代

94-95 平野信孝 / 95-96 該当者なし / 96-97 高橋智則 / 97-98 朝日健太郎 / 98-99 川浦博昭 / 99-00 加藤陽一

2000年代

00-01 河野裕輔 / 01-02 甲斐祐之 / 02-03 越谷章 / 03-04 越川優 / 04-05 阿部裕太 / 05-06 石島雄介

V・プレミア
リーグ
2000年代

06-07 富松崇彰 / 07-08 白澤健児 / 08-09 福澤達哉 / 09-10 今村駿

2010年代

10-11 岡本祥吾 / 11-12 手塚大 / 12-13 千々木駿介 / 13-14 深津英臣 / 14-15 鶴田大樹 / 15-16 柳田将洋 / 16-17 藤中謙也 / 17-18 井上航

V.LEAGUE
DIVISION1
2010年代

18-19 大竹壱青、西田有志 / 19-20 藤中優斗

2020年代

20-21 河東祐大 / 21-22 大塚達宣村山豪 / 22-23 該当者なし

 
1990年代
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1996年
1997年
1998年
1999年
 
2000年代
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
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2006年
2007年
2008年
2009年
 
2010年代
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
★は黒鷲賞、☆は敢闘賞