緒月遠麻

おづき とおま
緒月 遠麻
生年月日 12月3日
出身地 日本の旗 日本 愛知県名古屋市
身長 174cm
職業 女優
ジャンル 舞台映画
活動期間 2000年 -
活動内容 2000年:宝塚歌劇団入団、雪組配属
2012年:宙組へ異動
2015年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
事務所 ACT JP エンターテイメント
公式サイト 緒月遠麻 公式プロフィール
主な作品
宝塚歌劇
『ロミオとジュリエット』
ニジンスキー
銀河英雄伝説@TAKARAZUKA
『翼ある人びと』
『ベルサイユのばら』
備考
宝塚歌劇団卒業生
テンプレートを表示

緒月 遠麻(おづき とおま、12月3日[1] - )は、日本女優。元宝塚歌劇団宙組・雪組の男役スター[1][2]

愛知県名古屋市[1]菊華高等学校出身[3]。身長174cm[1]。愛称は「きたろう」、「づっくん」、「きたさん」[3]

所属事務所はACT JP エンターテイメント[1]

来歴

1998年、宝塚音楽学校入学。

2000年、宝塚歌劇団に86期生として入団[4][1]。入団時の成績は32番[4]。花組公演「源氏物語 あさきゆめみし/ザ・ビューティーズ!」で初舞台[4]。組まわりを経て雪組に配属[4][2]

2012年5月28日付で宙組へと組替え[5]

宙組の主要な男役スターとして活躍したが、2015年2月15日、凰稀かなめ退団公演となる「白夜の誓いPHOENIX 宝塚!!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[6][1][2]

退団後は舞台を中心に活動している[1]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台

組まわり

雪組時代

  • 2000年9 - 10月、『デパートメント・ストア』『凱旋門』(1000days劇場のみ)
  • 2001年2 - 6月、『猛(たけ)き黄金の国』『パッサージュ
  • 2001年8月、『凱旋門』『パッサージュ』(博多座
  • 2001年10 - 2002年2月、『愛 燃える』『Rose Garden』
  • 2002年4月、専科・雪組『風と共に去りぬ』(日生劇場
  • 2002年5 - 9月、『追憶のバルセロナ』 - 新人公演:フィリップ(本役:風美佳希)『ON THE 5th
  • 2002年10 - 11月、『ホップ スコッチ』(バウホール日本青年館) - ラルフ・スコット
  • 2003年1 - 5月、『春麗の淡き光に』『Joyful!!
  • 2003年6 - 7月、『春麗の淡き光に』『Joyful!!』(全国ツアー)
  • 2003年8 - 12月、『Romance de Paris』 - ハミド、新人公演:ヤニック(本役:天勢いづる)『レ・コラージュ
  • 2004年1 - 2月、『Romance de Paris』 - ディミトリ『レ・コラージュ』(中日劇場
  • 2004年4 - 7月、『スサノオ』 - 新人公演:アオセトナ(本役:水夏希)『タカラヅカ・グローリー!』[2]
  • 2004年8 - 9月、『あの日みた夢に』(日本青年館・ドラマシティ) - ハンキー
  • 2004年11 - 2005年2月、『青い鳥を捜して』 - ピエール・クレーベル、新人公演:デニス・ハワード(本役:貴城けい)『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』[2]
  • 2005年4月、『さすらいの果てに』(バウホール) - クレイトン大尉
  • 2005年6 - 10月、『霧のミラノ』 - ヘルマン、新人公演:カールハインツ・ベルガー(本役:貴城けい)『ワンダーランド』[2]
  • 2005年11 - 12月、『DAYTIME HUSTLER』(バウホール・日本青年館) - ロレンツォ
  • 2006年2 - 5月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - オーギュスト、新人公演:アラン・ド・ソワソン(本役:水夏希/音月桂
  • 2006年7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』(全国ツアー) - アラン・ド・ソワソン
  • 2006年9 - 12月、『堕天使の涙』 - オーギュスト、新人公演:ジャン=ポール・ドレ(本役:水夏希)『タランテラ!』
  • 2007年5 - 8月、『エリザベート』 - シュヴァルツェンベルク侯爵
  • 2007年10月、『シルバー・ローズ・クロニクル』(ドラマシティ・日本青年館) - ブライアン・H・アトリー/ヴァン・ヘルシング
  • 2008年1 - 3月、『君を愛してる-Je t'aime-』 - クレアント『ミロワール』
  • 2008年5 - 6月、『凍てついた明日』(バウホール) - テッド・ヒントン
  • 2008年8 - 11月、『ソロモンの指輪』『マリポーサの花』 - フェルッティ
  • 2009年1月、『忘れ雪』(バウホール・日本青年館) - 笹川宗光[2]
  • 2009年3 - 5月、『風の錦絵』『ZORRO 仮面のメサイア』 - ガルシア軍曹
  • 2009年7 - 10月、『ロシアン・ブルー』 - ユーリ・メドベージェフ『RIO DE BRAVO!!(リオ デ ブラボー)』
  • 2009年11 - 12月、『情熱のバルセロナ』 - ラファエル『RIO DE BRAVO!!(リオ デ ブラボー)』(全国ツアー)
  • 2010年2 - 4月、『ソルフェリーノの夜明け』 - ハンデル『Carnevale(カルネヴァーレ)睡夢(すいむ)』
  • 2010年6 - 9月、『ロジェ』 - シュミット『ロック・オン!』[2]
  • 2010年10 - 11月、『オネーギン Evgeny Onegin』(日本青年館・バウホール) - ある革命思想家
  • 2011年1 - 3月、『ロミオとジュリエット』 - ティボルト[2]
  • 2011年4 - 5月、『ニジンスキー-奇跡の舞神-』(バウホール・日本青年館) - セルゲイ・ディアギレフ[2]
  • 2011年7月、『ハウ・トゥー・サクシード』(梅田芸術劇場) - トィンブル/ウォンパー
  • 2011年9 - 11月、『仮面の男』 - ポルトス『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』
  • 2011年12 - 2012年1月、『Samourai』(ドラマシティ・日本青年館) - 坂本龍馬/オーギュスト・フルーランス少尉
  • 2012年3 - 5月、『ドン・カルロス』 - フアン・デ・アウストリア『Shining Rhythm!』

宙組時代

出演イベント

  • 2002年6月、TCAスペシャル2002『LOVE』
  • 2003年10月、樹里咲穂コンサート『JUBIEE-S』[2]
  • 2004年7月、TCAスペシャル2004『タカラヅカ90』
  • 2005年4月、TCAスペシャル2005『Beautiful Melody Beautiful Romance』
  • 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
  • 2006年9月、TCAスペシャル2006『ワンダフル・ドリーマーズ』
  • 2007年9月、TCAスペシャル2007『アロー!レビュー!』
  • 2008年12月、タカラヅカスペシャル2008『La Festa!』
  • 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
  • 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』
  • 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
  • 2014年4月、宝塚歌劇100周年 夢の祭典『時を奏でるスミレの花たち』
  • 2014年8 - 9月、凰稀かなめディナーショー『Metamorphose-メタモルフォーゼ-』[7]
  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台

映画

  • 2023年、『まくをおろすな!』 - 出雲也哉子[29]

TV出演

受賞歴

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 七海ひろきと役替わり。
  2. ^ 朝夏まなとと役替わり。
  3. ^ 綾凰華・姿月あさと・鈴木亜莉沙・瀬戸かずや・古畑奈和と回替わりキャスト。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k 緒月遠麻 公式プロフィール ACT JP エンターテイメント株式会社。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o Memories of 緒月遠麻 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  3. ^ a b 『宝塚おとめ 2014年度版』 阪急コミュニケーションズ、2014年、133頁。ISBN 978-4-484-14522-8。
  4. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 112.
  5. ^ 『2011年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2012年、85頁。ISBN 978-4-484-12505-3。
  6. ^ a b “宝塚宙組トップ凰稀かなめ、退団に「実感がわかない」“成長させてくれた場所”にお別れ”. クランクイン! (2015年2月16日). 2015年2月16日閲覧。
  7. ^ 凰稀かなめディナーショー「Metamorphose-メタモルフォーゼ-」('14年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  8. ^ a b 緒月遠麻らの「希望のホシ」続編、新たに岩永ジョーイ・野村宏伸が参加 ステージナタリー。
  9. ^ トラップに次ぐトラップ! 新作舞台『罠』で共演! 緒月遠麻、華耀きらりインタビュー 宝塚ジャーナル。
  10. ^ “緒月遠麻、初参加!DANCE LEGEND vol.3『FLAMENCO CAFE DEL GATO』開催決定”. エンタステージ (2016年2月2日). 2016年2月5日閲覧。
  11. ^ 緒月遠麻&大湖せしる「新版 国性爺合戦」で、凛とした“強さ”持つ女性演じる ステージナタリー。
  12. ^ 「ゲーム発の新しいエンタテインメントに」30-DELUX×スクエニ「サガ」 ステージナタリー。
  13. ^ 「イムリ」開幕、内海啓貴・谷佳樹らが送るファンタジー巨篇 ステージナタリー。
  14. ^ 「HELP MAN!」原作マンガの主人公・恩田百太郎役に神永圭佑 ステージナタリー。
  15. ^ 町田慎吾「伊賀の花嫁」続編、新キャストに劇団EXILE小澤雄太ら ステージナタリー。
  16. ^ 「見えても 見えなくても」緒月遠麻、TARAKO、渡辺菜生子がお笑いトリオ結成 ステージナタリー。
  17. ^ 「信長の野望」開幕、鶏冠井孝介「今までにない信長を作る気持ちで」 ステージナタリー。
  18. ^ 「信長の野望・大志」冬の陣、追加キャストに川上将大・友常勇気・根本正勝ら ステージナタリー。
  19. ^ 歴代キャストが名場面を再現「ベルサイユのばら45」開幕、DVD化も決定 ステージナタリー。
  20. ^ 「天狗 ON THE RADIO」緒月遠麻、池田努らがタキシード姿に ステージナタリー。
  21. ^ 浅川梨奈・秋山ゆずきの「Zip&Candy」開幕、「お気に入りのキャラ見つけて」 ステージナタリー。
  22. ^ 遠藤章造・竹若元博ら出演、音楽劇「トムとジェリー」愛知公演がスタート ステージナタリー。
  23. ^ 復活公演の幕は上がるか?緒月遠麻・上遠野太洸ら出演「終わらない世界」開幕 ステージナタリー。
  24. ^ 「ぼくらの七日間戦争」開幕、中学生役を熱演する馬場良馬「役者冥利に尽きる」 ステージナタリー。
  25. ^ 「ラン・フォー・ユア・ワイフ」今江大地が重婚隠すドライバーに、河下楽も出演 ステージナタリー。
  26. ^ 鶏冠井孝介ら出演、舞台「信長の野望・大志」最終章の延期公演が7月に ステージナタリー。
  27. ^ 七海ひろきが初プロデュース、寿つかさを主演に迎えて“新感覚”なコメディ「THE MONEY」上演 ステージナタリー。
  28. ^ “「ラストダンスは私に」植草克秀の演出で再演、岩谷時子役に凰稀かなめ・貴城けい”. ステージナタリー (ナターシャ). (2023年9月24日). https://natalie.mu/stage/news/542242 2023年9月25日閲覧。 
  29. ^ "ふぉ〜ゆ〜越岡裕貴主演『まくをおろすな!』追加キャストに竹中直人&岸谷五朗 相手役は工藤美桜". ORICON NEWS. oricon ME. 28 April 2022. 2022年4月28日閲覧
  30. ^ 放送内容/嵐にしやがれ 日本テレビ。
  31. ^ 100年史(人物) 2014, pp. 53.

参考文献

外部リンク

  • 緒月遠麻 公式プロフィール
  • 緒月遠麻 - Ameba Blog
  • 緒月遠麻 (@actplus_ozukifc) - X(旧Twitter)
  • 緒月遠麻 (@toma_ozuki) - Instagram
宝塚版 ロミオとジュリエット 主要キャスト
ロミオ
ジュリエット
ティボルト
ベンヴォーリオ
マーキューシオ
新人公演は載せていない
宝塚版 ベルサイユのばら 主要キャスト
大劇場
東宝公演
(本公演)
オスカル
アンドレ
マリー・アント
ワネット
フェルゼン
ロザリー
全国ツアー
その他劇場
オスカル
アンドレ
マリー・アント
ワネット
フェルゼン
ロザリー
関連項目