ロンググレイス

ロンググレイス
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 1980年4月17日
死没 2002年9月17日(22歳没)
ゲイルーザック
スイーブ
母の父 テューダーペリオッド
生国 日本の旗 日本北海道門別町
生産者 天羽牧場
馬主 中井長一
調教師 小林稔(栗東
競走成績
生涯成績 16戦6勝
獲得賞金 1億7970万5400円
勝ち鞍
重賞 エリザベス女王杯 1983年
重賞 ローズステークス 1983年
GIII スポーツニッポン賞金杯 1984年
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ロンググレイス日本競走馬繁殖牝馬1984年度の優駿賞最優秀5歳以上牝馬

主戦騎手は秋山忠一(秋山真一郎の父。現調教助手)→河内洋田原成貴

経歴

中央競馬で競走生活を送る。1983年1月にデビュー。同月に3戦したが勝利を挙げることはできず休養し、6月に復帰した。復帰後は条件戦で4戦3勝と活躍し、鞍上に牝馬の名手河内洋を迎えての重賞初挑戦となった10月のローズステークスも優勝、さらに上がり馬として1番人気に支持されたエリザベス女王杯を優勝、一気に一流馬の仲間入りを果たした。

以降は故障に悩まされながら競走生活を続け、1984年スポーツニッポン賞金杯を優勝したほか、大阪杯ではカツラギエースの2着、京都大賞典ではスズカコバンの2着、さらに天皇賞(秋)で3着[1]になるなど、牡馬の一線級の競走馬を相手に健闘した。

繁殖成績

引退後は生まれ故郷の天羽牧場、のちに荻伏三好ファームで繁殖牝馬として供用されたが、仔出しが悪く6頭の産駒しか残せなかった。ロングジャッキーが唯一の後継繁殖牝馬だったが、さらなる後継牝馬は出せず、現在ロンググレイスの血は絶えてしまっている。

  • 1986年:ロングマスターズ(牡 栗毛 父リアルシャダイ 1戦0勝)
  • 1988年:ロングジャッキー(牝 鹿毛 父モガミ)12戦3勝 繁殖牝馬)
  • 1991年:ロングボガード(牡 鹿毛 父モガミ 不出走)
  • 1994年:ロングハレルヤ(牡 鹿毛 父:モガミ 中央35戦2勝 公営〈笠松〉8戦0勝)
  • 1996年:ロングアイリーン(牝 鹿毛 父:フラッシュオブスティール 不出走)
  • 1999年:死亡(牡 鹿毛 父ニホンピロウイナー

血統

血統表

ロンググレイス血統プリンスリーギフト系 / Nasrullah4×4=12.50% 〈父内〉 ) (血統表の出典)

*ゲイルーザック
Gay Lussac
1969 栃栗毛 イタリア
父の父
*ファバージ
Faberge 1961
鹿毛 フランス
Princely Gift Nasrullah
Blue Gem
Spring Offensive Legend of France
Batika
父の母
Green as Grass
1963 鹿毛 イギリス
Red God Nasrullah
Spring Run
Greensward Count Turf
Valse Folle

スイーブ
1968 栗毛 北海道静内町
*テューダーペリオッド
Tudor Period
1957 栃栗毛 イギリス
Owen Tudor Hyperion
Mary Tudor
Cornice Epigram
Cordon
母の母
ゴールデンドラゴン
1959 鹿毛 北海道浦河町
*ヒンドスタン
Hindostan
Bois Roussel
Sonibai
第五カナデアンガール *セフト
*カナデアンガール F-No.2-r


近親

脚注

  1. ^ 1997年エアグルーヴが優勝するまでグレード制導入後の同競走における牝馬の最高着順だった。

参考文献

  • サラブレッド探偵局(編) 編『競馬SLG 名牝ファイル』光栄、1994年。ISBN 4-87719-110-0。 

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeibaJBISサーチ
(旧)最優秀5歳以上牝馬
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
  • 00 ファレノプシス
最優秀4歳以上牝馬
2000年代
2010年代
2020年代
  • 1 2001年より馬齢表記法が数え年から満年齢に移行
    *2 1954-1971年は「啓衆社賞」、1972-1986年は「優駿賞」として実施
   

国際競走指定前:
01回(1976年) ディアマンテ
02回(1977年) インターグロリア
03回(1978年) リードスワロー
04回(1979年) ミスカブラヤ
05回(1980年) ハギノトップレディ
06回(1981年) アグネステスコ
07回(1982年) ビクトリアクラウン
08回(1983年) ロンググレイス
09回(1984年) キョウワサンダー
第10回(1985年) リワードウイング
第11回(1986年) メジロラモーヌ
第12回(1987年) タレンティドガール
第13回(1988年) ミヤマポピー
第14回(1989年) サンドピアリス
第15回(1990年) キョウエイタップ
第16回(1991年) リンデンリリー

第17回(1992年) タケノベルベット
第18回(1993年) ホクトベガ
第19回(1994年) ヒシアマゾン
第20回(1995年) サクラキャンドル
第21回(1996年) ダンスパートナー
第22回(1997年) エリモシック
第23回(1998年) メジロドーベル

国際競走指定後:
第24回(1999年) 日本の旗 メジロドーベル
第25回(2000年) 日本の旗 ファレノプシス
第26回(2001年) 日本の旗 トゥザヴィクトリー
第27回(2002年) 日本の旗 ファインモーション
第28回(2003年) 日本の旗 アドマイヤグルーヴ
第29回(2004年) 日本の旗 アドマイヤグルーヴ
第30回(2005年) 日本の旗 スイープトウショウ
第31回(2006年) 日本の旗 フサイチパンドラ

第32回(2007年) 日本の旗 ダイワスカーレット
第33回(2008年) 日本の旗 リトルアマポーラ
第34回(2009年) 日本の旗 クィーンスプマンテ
第35回(2010年) イギリスの旗 スノーフェアリー
第36回(2011年) イギリスの旗 スノーフェアリー
第37回(2012年) 日本の旗 レインボーダリア
第38回(2013年) 日本の旗 メイショウマンボ
第39回(2014年) 日本の旗 ラキシス
第40回(2015年) 日本の旗 マリアライト
第41回(2016年) 日本の旗 クイーンズリング
第42回(2017年) 日本の旗 モズカッチャン
第43回(2018年) 日本の旗 リスグラシュー
第44回(2019年) 日本の旗 ラッキーライラック
第45回(2020年) 日本の旗 ラッキーライラック
第46回(2021年) 日本の旗 アカイイト
第47回(2022年) 日本の旗 ジェラルディーナ
第48回(2023年) 日本の旗 ブレイディヴェーグ

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