ジップドラッグ

株式会社ジップドラッグ
ZiP DRUG.
種類 株式会社
市場情報
東証JQ 2793
2006年11月10日上場廃止
本社所在地 日本の旗 日本
452-0808
愛知県名古屋市西区宝地町340番地
設立 2000年平成12年)2月24日
(株式会社ジップ・ホールディングス)
業種 小売業
代表者 奥川 直和(代表取締役社長)
資本金 1億円
売上高 623億40百万円(2008年11月期)
純利益 11億04百万円(2008年11月期)
純資産 60億26百万円
(2008年11月15日現在)
総資産 191億45百万円
(2008年11月15日現在)
決算期 11月15日
主要株主 株式会社ココカラファイン 100%
外部リンク http://www.zipdrug.co.jp/
特記事項:合併直前のデータ
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ジップドラッグは、ドラッグストアチェーンの株式会社ココカラファインヘルスケア東海関西地方の一部に展開する店舗ブランドの一つである。

概要

企業理念は「私たちは健康と美の分野で、顧客にかけがえの無い価値を提供する」。

2006年平成18年)11月16日を期日として、株式会社ジップ・ホールディングスがシーズアンドアーパス、白沢ドラッグ、東洋薬局の3社を吸収合併し、ジップドラッグ株式会社に商号変更した。さらに、株式会社ライフォートと共同持株会社・株式会社アライドハーツ・ホールディングスを設立し、経営統合した。

2010年(平成22年)10月1日、当社の親会社であったアライドハーツ・ホールディングスが株式会社ココカラファイン ホールディングスに吸収合併され、同社は株式会社ココカラファインに商号変更。これにより、ライフォートと共にココカラファインのグループ企業となった。2013年(平成25年)4月1日には販売子会社の再編によりココカラファインヘルスケアとなったが、「ジップドラッグ」や統合前の店舗ブランドは統合後も同社が展開する店舗ブランドとして存続される。

沿革

  • 2000年(平成12年)
  • 2001年(平成13年)10月 - 株式会社アーパスを株式交換により完全子会社化。
  • 2002年(平成14年)
    • 2月 - ヤマモト薬局とアーパスが合併し、株式会社シーズアンドアーパスとなる。
    • 12月 - 株式会社ドラッグタックヘルシーを子会社化。
  • 2003年(平成15年)
  • 2005年(平成17年)2月21日 - 東洋薬局が、同社の子会社・株式会社マイニチ薬局を吸収合併。
  • 2006年(平成18年)11月16日 - ジップ・ホールディングスが、シーズアンドアーパス、白沢ドラッグ、東洋薬局の3社を合併し、ジップドラッグ株式会社に商号変更した上で、株式会社ライフォートとの共同持株会社となる親会社・株式会社アライドハーツ・ホールディングスを、株式移転により設立。
  • 2010年(平成22年)10月1日 - 親会社のアライドハーツ・ホールディングスが株式会社ココカラファイン ホールディングスと経営統合し、商号を株式会社ココカラファインに変更。当社はココカラファインのグループ企業となる。
  • 2012年(平成24年)
    • 4月18日 - ココカラファイン運営のネットショップ「ココカラファイン.ネット ジップドラッグ店」を開設。
    • 8月9日 - 親会社の社名を店舗ブランドとした「ココカラファイン メルサ栄店」をオープン。
    • 10月11日 - 「ココカラファイン アピタ敦賀店」をオープンし、福井県に進出。
  • 2013年(平成25年)4月1日 - グループ内の販売子会社再編に伴い、セガミメディクス株式会社に吸収合併され解散(同社は合併に伴い、株式会社ココカラファインヘルスケアに商号変更)[1]
    • この合併によるポイントカードの基本条件統一に伴い、「ジップポイントカード」の500円券の発行ポイントを一部店舗で実施されている500ポイントに引き下げた[2]
    • 「ジップドラッグ」や前身企業が展開していた屋号名のままの店舗ブランドは同社の店舗ブランドとして存続される。

店舗展開

ジップドラッグ真弓店
奈良県生駒市
※写真の店舗は閉店するまで「ジップドラッグ東洋」の看板を掲げていた。

2022年5月時点で「ジップドラッグ」及び調剤薬局の「ジップファーマシー」の店舗ブランドで展開する店舗数は73店舗(うち、「ジップファーマシー」は7店舗)である。

屋号は「ジップドラッグ」に加え、地域に配慮するように前身企業の屋号名を付記した「ジップドラッグ(前身企業の屋号名)」でも展開している。また、岐阜県と愛知県の一部店舗は「Zipドラッグ」と表記する。

なお、ココカラファインヘルスケアへの統合後は「ココカラファイン」の屋号で新規出店が行われている上、改装に伴う「ココカラファイン」・「ココカラファイン薬局」への屋号変更や閉店に伴って店舗数は減少している。この影響により、統合直後には存在していた「ジップファーマシー(愛知県で展開)」・「ジップファーマシーシーズ(旧ヤマモト薬局で使用されていた屋号から改称、愛知県で展開)」・「ジップドラッグマイニチ(旧マイニチ薬局で使われていた屋号から改称、三重県で展開)」が消滅している。

  • 東海地方(岐阜県4、静岡県4、愛知県22、三重県20)
    • ジップドラッグシーズ(※1) - 1店舗(静岡県)
    • ジップドラッグ白沢(※2) - 11店舗(岐阜県1、愛知県10)
    • ジップドラッグ東洋(※3) - 1店舗(三重県)
    • ジップファーマシー白沢(※2) - 7店舗(岐阜県1、愛知県6)
  • 関西地方(滋賀県4、奈良県8、和歌山県11)
    • うち、「ジップドラッグ東洋(※3)」は3店舗(奈良県1、和歌山県2)

※1:旧ヤマモト薬局で使用されていた「ファミリードラッグ シーズ」・「シーズ調剤薬局」から改称した店舗
※2:旧白沢ドラッグで使用されていた「白沢ドラッグ」から改称した店舗
※3:旧東洋薬局で使用されていた「東洋薬局」から改称した店舗

「ジップドラッグ」や「ジップファーマシー」以外にも、前身企業の時の屋号のままで継承した店舗ブランドが一部あり、静岡県には「ファミリードラッグ シーズ」が1店舗、愛知県には「シーズ調剤薬局」が2店舗、「アーパス(旧アーパスで使用)」と「白沢ドラッグ」がそれぞれ1店舗ずつ、奈良県には「東洋薬局」が1店舗ある。なお、統合当初は愛知県に展開していた「シーズアンドアーパス(旧シーズアンドアーパスで使用)」は現在消滅している。

関連項目

出典

  1. ^ 子会社間の合併及び存続会社の商号変更に関するお知らせ (PDF) - 株式会社ココカラファイン ニュースリリース 2012年9月5日(2013年2月4日閲覧)
  2. ^ お客さまへのお知らせ - 株式会社ココカラファイン 2013年2月4日閲覧

外部リンク

  • ココカラクラブ
 
ハピコムグループ
マツキヨココカラ&カンパニー
グループ
富士薬品グループ
サンドラッググループ
WINグループ
ニチリウグループ
 
その他
 
消滅・撤退
  • パワーズドラッグ(富士薬品子会社モリキに吸収)
  • ドラッグトマト・ポテトカンパニー(ツルハに吸収)
  • アルファ(富士薬品子会社の後、東北セイムスに統合)
  • シバタ薬品
  • ジャストドラッグ(富士薬品の子会社になった後、関東セイムス(ジャストドラッグの旧ライズ店舗はモリキに移譲)に統合、屋号は継続)
  • 篠田薬局(富士薬品に事業譲渡)
  • シブヤ薬局(bigドラッグを経営していたがセイジョーに吸収合併)
  • いわい(セイジョーに事業譲渡)
  • コーエイ(住商ドラッグストアーズと経営統合)
  • 東京エコー(破産)
  • 信陽堂薬局(ツルハにドラッグ事業譲渡した後破産)
  • クスリのカツマタ(住商ドラッグストアーズに事業統合)
  • 村山快哉堂
  • ウイング湘南(アイロムロハスに店舗譲渡)
  • 仁天堂(店舗をリバースに譲渡)
  • ドラッグマックス・健康家族(ドラッグマックスに吸収、現マツモトキヨシ甲信越販売)
  • 中島ファミリー薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • なかや(ウエルシア関東に経営統合)
  • ナガタ薬局(ウエルシア関東に吸収)
  • ドラッグフジイ(ウエルシア関東に吸収)
  • 薬のタムラ(富士薬品、後にモリキに事業統合)
  • くすりの寺田(ツルハに店舗譲渡)
  • 清水ドラッグストアー(倒産後サンドラッグが支援し太陽キャピタルとして経営 → サンドラッグ東海)
  • シーズアンドアーパス白沢ドラッグ東洋薬局(合併してジップドラッグ。屋号は存続)
  • レモン
  • 森山薬局
  • ドラッグストアキリン(東海セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • ホップスドラッグ(松ノ木薬品と合併)
  • 松ノ木薬品・神薬堂・マルゼン(ライフォートに吸収)
  • 関西薬品(共栄ファーマシーズに店舗譲渡)
  • 國廣薬品(セガミメディクスに吸収合併)
  • 笹岡薬局 ドラッグコスモ21(西日本セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • メディコ21(レデイ薬局と合併。屋号は存続)
  • くすりのありあけ(破産)
  • くすりのみよし(破産)
  • ABCドラッグ
  • 飯塚薬品(スギ薬局に吸収)
  • ニッショードラッグ(キリン堂に吸収)
  • 寺島薬局(ドラッグストア事業をウエルシア関東に事業譲渡、介護事業に特化してウエルシア介護サービスとなる)
  • スズラン薬局セイジョー・ジップドラッグ・ライフォート(セガミメディクスに吸収、現ココカラファインヘルスケア、各社の屋号は存続)
  • スパーク(ツルハに吸収)
  • モリス(ドラッグストア事業をモリスリテールに分社化した後、マツモトキヨシHDの子会社を経てマツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • コダマ(ココカラファインヘルスケアに吸収、屋号は存続)
  • 南天堂(破産)
  • ドラッグストアバイゴー(富士薬品に吸収、屋号は存続)
  • 倉持薬局(カワチ薬局に吸収、屋号は存続)
  • 高田薬局ウエルシア関西(ウエルシア薬局に吸収)
  • 関東セイムス(富士薬品に吸収)
  • ダルマ(マツモトキヨシ東日本販売に吸収)
  • イタヤマメディコ(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収)
  • ラブドラッグス(マツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • タキヤ(ウエルシア薬局に吸収)
  • CFSコーポレーション(ウエルシア薬局に吸収)
  • 杉浦薬品(マツモトキヨシに吸収)
  • トウブドラッグ(マツモトキヨシへ会社分割により承継、法人はマツモトキヨシファーマシーズに吸収)
  • リバース(ツルハに吸収)
  • かもめ(ツルハに事業譲渡した後清算)
  • ウエダ薬品(ツルハに吸収)
  • エスロード(東北セイムスに吸収)
  • ノザキ薬品(九州セイムスに吸収、屋号は存続)
  • ドラッグ・オゾン(スマイルドラッグに吸収)
  • ニュードラッグ(クリエイトエス・ディーに吸収)
  • キリン堂薬局(親会社に事業譲渡の上ザグザグのフランチャイズ化)
  • 弘陽薬局(マツモトキヨシに吸収)
  • コヤマ薬局(サンメディックに吸収)
  • クラフト(ドラッグストア事業をサクラドラッグとして分社化しツルハに譲渡)
  • 東北セイムス(モリキに吸収)
  • 一本堂(ウエルシア薬局に吸収)
  • ジュンテンドー(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 示野薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • スマイルドラッグ(富士薬品に吸収)
  • 上新電機(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 金光薬品(ウエルシア薬局に吸収)
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