| この項目では、Oggコンテナフォーマットについて説明しています。オーディオコーデックのVorbisについては「Vorbis」をご覧ください。 |
| ウィキペディア記事の音声や動画の再生方法については「Help:音声・動画の再生」を参照。 |
Ogg拡張子 | .ogv, .oga, .ogx, .ogg, .spx |
---|
MIMEタイプ | video/ogg, audio/ogg, application/ogg |
---|
マジック ナンバー | OggS |
---|
開発者 | Xiph.Org Foundation |
---|
種別 | コンテナフォーマット |
---|
包含物 | Vorbis, Theora, Speex, FLAC, Dirac, Writ ほか |
---|
拡張 | Ogg Media |
---|
Ogg(オッグ、オグ)は、パテントフリーのマルチメディアコンテナフォーマットである。主にOggファイル、Oggコンテナなどと呼ばれている。
概要
OggはXiph.Org Foundationによって規格化されており、RFC 3533として文書化されている。
Oggはコンテナであり、1つないし複数のコーデックを内容物として格納する。Oggの最も代表的なコーデックは音声コーデックのVorbisである。Vorbisを格納したOggはOgg Vorbisと呼ばれる(他のコーデックも同様)。Ogg Vorbisを単にOggと呼ぶことがあるが、Oggはコンテナの名称であってコーデックではないことに注意すべきである。他のコーデックには、動画コーデックのTheora、可逆音声コーデックのFLAC、人の声に特化した音声コーデックのSpeex、テキストのWrit(字幕に使う)などがある。
当初Xiph.Org FoundationはOgg共通の拡張子を.oggと定めていたが、2007年に共通の拡張子を.ogx、動画の拡張子を.ogv、音声の拡張子を.ogaに改めた。元々の共通の拡張子であった.oggはOgg Vorbis音声ファイルにのみ互換目的で使われる。これら以外にSpeexを収納したOggの拡張子として.spxが使われることがある。
Oggに収納できるコーデック
- テキスト
- Continuous Media Markup Language: 汎用メタテキストデータ
- OggKate: カラオケ・テキスト
- Writ:
- Annodex:
関連項目
外部リンク
- Xiph.org
- Directshow Filters for Ogg Vorbis, Speex, Theora, FLAC, and WebM
- RFC 3533
- Haali Media Splitter (Oggコンテナ再生用のスプリッター)