西村友

西村 友
生誕 (1966-05-08) 1966年5月8日(58歳)
出身地 日本の旗 日本神奈川県鎌倉市
学歴 東京音楽大学
職業 指揮者作曲家

西村 友(にしむら ゆう、You Nishimura1966年5月8日 - )は、神奈川県鎌倉市生まれの日本の男性指揮者作曲家

指揮

県立高校を経て、東京音楽大学器楽科に入学。後に作曲・指揮者の道を志し転向する。

指揮を紙谷一衛と松本紀久雄に、ピアノを鈴木かおりと渡辺真知子に、和声・作曲法を糀場富美子、服部京子、有馬礼子に、楽器法を山本孝にそれぞれ師事する。

日本を中心に指揮活動をしており、様々なオーケストラや吹奏楽団に客演する一方、ミュージカルオペラバレエと言った舞台作品も多く手がける。レコーディングも多く手がけ、またCM・TV・ラジオ等にも出演している。2003年には、サンクトペテルブルクで行われたプロコフィエフ国際音楽コンクール交響楽団指揮部門[1]で本選出場を果たした。2013年東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団とオルフ祝祭合唱団と共に文化庁芸術祭大賞を受賞。

2017年4月から2020年3月までOsaka Shion Wind Orchestraの正指揮者を務める[2]

作曲

近年作曲家としての活動も目を引くが、概して寡作家である[注釈 1]。その作品は管弦楽、吹奏楽、室内楽、合唱、歌曲、と多岐にわたる。「銀河鉄道の夜」に代表されるようにミュージカル作品も作曲し、CMや放送音楽なども手掛けている。作風はドビュッシーに代表される「フランス印象派」の影響が認められる。

ドビュッシーの他、ストラヴィンスキープロコフィエフデュティーユルトスワウスキー尹伊桑三善晃矢代秋雄西村朗等への傾倒から「作風への影響を受けた」と本人が前出のブログの中で告白している。

第35回全日本作曲家コンクール第3位[3]

主な活動

  • 劇団四季ミュージカル「ライオン・キング」:指揮(1998年の初演から担当)
  • ミュージカル「ルビチ」:編曲
  • バレエ「ジャン・コクトー」:編曲、音楽監修
  • ミュージカル「家なき子」:編曲、指揮
  • 歌劇「ブラック・ジャック」:歌唱指導、音楽監督補、編曲
  • 歌劇「キララ〜南の島の雪女」
  • 歌劇「椿姫」:指揮
  • 歌劇「カルメン」:指揮
  • 歌劇「愛の妙薬」:指揮

他、オペラ指揮多数

他、ミュージカル指揮、音楽監督多数

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 本人はブログの中で「作曲は仕事ではない」と述べている。

出典

  1. ^ “LAUREATES”. english.prokofiev-competition.com. 2016年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月9日閲覧。
  2. ^ “正指揮者 西村友氏ご退任のお知らせ”. Osaka Shion Wind Orchestra (2020年4月4日). 2020年7月5日閲覧。
  3. ^ “第35回 全日本作曲家コンクール入賞者披露演奏会”. concert-search.ebravo.jp. 2024年5月9日閲覧。

外部リンク

  • 棒振りの休憩室 - 本人サイト
  • 棒振りの休憩室@BLOG - 本人ブログ
  • 表示
  • 編集
典拠管理データベース ウィキデータを編集
  • VIAF