日本数学会出版賞

日本数学会出版賞(にほんすうがくかいしゅっぱんしょう)は、日本数学会から贈られる数学の賞である。

「出版活動などの著作活動により, 数学の研究・教育・普及に顕著な業績をあげた活動を顕彰」[1]するために2005年に設立された。

受賞者一覧

第1回(2005年度)
第2回(2006年度)
第3回(2007年度)
第4回(2008年度)
第5回(2009年度)
第6回(2010年度)
  • 室井和男著「バビロニアの数学」
  • NHKスペシャル「100年の難問はなぜ解けたのか 天才数学者~失踪の謎~」取材班及び春日真人ディレクター
  • 東北大学附属図書館「東北大学和算ポータル」
第7回(2011年度)
  • 勉誠出版、東アジア数学史研究会編、代表:岡本和夫川原秀城/渡辺純成/佐藤賢一/安大玉)「関流和算書大成」
  • 小学館、企画制作/ベネッセ教育研究開発センター、企画制作/慶応義塾大学佐藤雅彦研究室、 編集・執筆/佐藤雅彦+ユーフラテス「日常にひそむ数理曲線 DVD-Book」
第8回(2012年度)
第9回(2013年度)
第10回(2014年度)
  • 結城浩
  • 雑誌「現代数学」(現代数学社)
  • 金重明著『13歳の娘に語るガロアの数学』(岩波書店)
第11回(2015年度)
第12回(2016年度)
第13回(2017年度)
  • 上智大学数学講究録(上智大学大学院理工学研究科理工学専攻数学領域)
  • 松本幸夫『多様体の基礎』、『Morse理論の基礎』、『4次元のトポロジー』、『トポロジー入門』など
  • 中村義作『マンホールのふたはなぜ丸い?』、『常識を越えた数の世界』、『美の幾何学』、『エッシャーの絵から結晶構造へ』など
第14回(2018年度)
  • 遠藤寛子『算法少女』
  • 奥村晴彦、黒木裕介『LaTeX2e美文書作成入門』
第15回(2019年度)
第16回(2020年度)
第17回(2021年度)
第18回(2022年度)
  • 加藤十吉
  • 「紀伊國屋数学叢書」
第19回(2023年度)
  • 岡本健太郎『アートで魅せる数学の世界』
  • 飯高茂
  • 梅田亨

出典

  1. ^ 日本数学会出版賞について

外部リンク

  • 受賞者リスト - 日本数学会の公式ページ