島津玲奈

島津 玲奈
東京オリンピックに出場中の島津
個人情報
国籍日本
生誕 (1991-05-28) 1991年5月28日(33歳)[1]
日本の旗 日本 熊本県合志市
身長161 cm (5 ft 3 in)[1]
体重51 kg (112 lb)[1]
スポーツ
日本の旗 日本
競技近代五種競技
クラブ自衛隊体育学校
担当コーチ城竜也[2]
引退2021年
成績・タイトル
世界選手権世界選手権: 20位 (2021年)
地域大会アジア・オセアニア選手権: 優勝 (2017年)
アジア競技大会: 4位 (2018年)
国内大会全日本選手権: 優勝 (2016年, 2018年, 2020年)
五輪23位 (2021年東京)

島津 玲奈(しまづ れな、1991年平成3年)5月28日 - )は、日本の女子近代五種競技の元選手である。熊本県合志市出身[3]ルーテル学院高等学校卒業。自衛隊体育学校所属の自衛官(2021年8月現在の階級は3等陸曹[4])。2020年東京オリンピック(2021年開催)に出場。

経歴

幼少時代に水泳を始め、中学・高校時代も水泳に打ち込んだ。自衛隊で射撃フェンシングの実力を伸ばし、2016年・2018年・2020年に近代五種全日本選手権大会を制覇して日本の第一人者に成長した。

2016年リオデジャネイロオリンピックの予選に臨んだが僅差で出場を逃した[2]。2017年、カイロ世界選手権女子リレーで山中詩乃と組んで銅メダルを獲得した。同年のアジア・オセアニア選手権では女子個人で1316点を出して優勝し、女子団体では銀メダルを獲得した。

2021年、国際大会の成績による国際連合のランキングで東京オリンピックの出場権を獲得し、日本代表入りを決めた。同大会の近代五種日本代表選手の中では最後に代表に決まった。大会前に母校のルーテル学院中学校・高等学校から千羽鶴が送られ、地元では住民有志が横断幕を作って交差点などに掲げた[5]。同年8月6日に実施された東京オリンピック近代五種競技では水泳で9位に入るなど健闘し、1271点で日本勢最上位の23位に入った[6]

東京オリンピックを最後に現役を引退し、取材に対して「やれることは全てやった。心残りはなく、すっきりした気持ち」と述べた[2]

出典

  1. ^ a b c 時事通信 (2021年7月1日). “選手プロフィル 島津玲奈”. 2021年12月22日閲覧。
  2. ^ a b c “近代五種・島津(ルーテル高出)が引退 東京五輪23位「心から納得」”. 熊本日日新聞. (2021年10月5日). https://web.archive.org/web/20211005002736/https://nordot.app/817909630940872704 2021年12月22日閲覧。 
  3. ^ “合志市出身の島津玲奈選手が出場します!”. 合志市. (2021年7月27日). https://www.city.koshi.lg.jp/kiji00320827/index.html 2021年8月21日閲覧。 
  4. ^ 自衛隊体育学校 (2021年8月6日). “自衛隊体育学校Twitter2021年8月6日”. Twitter. 2021年12月22日閲覧。
  5. ^ “島津選手に熱いエール!”. 熊本日日新聞. (2021年7月18日). https://web.archive.org/web/20210718022220/https://nordot.app/789313646359805952 2021年8月21日閲覧。 
  6. ^ “島津23位、高宮は34位”. 産経新聞. (2021年8月6日). https://www.sankei.com/article/20210806-337KJPUJD5K57GZVWBLLHAROCQ/?outputType=theme_tokyo2020#:~:text=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E4%BA%94%E8%BC%AA%E7%AC%AC%EF%BC%91%EF%BC%95%E6%97%A5,%EF%BC%91%EF%BC%93%EF%BC%98%EF%BC%95%E7%82%B9%E3%81%A7%E5%84%AA%E5%8B%9D%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82 2021年8月21日閲覧。 

外部リンク

  • 選手プロフィル - 島津 玲奈 - 東京オリンピック・パラリンピック
  • 島津玲奈 | 選手紹介 - 日本近代五種協会