小倉竜二

小倉 竜二
Ryuji Ogura
基本情報
本名 小倉 竜二
おぐら りゅうじ
愛称 オグリュー
生年月日 (1976-04-03) 1976年4月3日(48歳)
国籍 日本の旗 日本
身長 175.0cm[1]
体重 88kg
選手情報
所属 日本競輪選手会徳島支部
期別 77期
脚質 追込
アマチュア経歴
1992-1994
登録地変遷
1996-
徳島
業績
特別競輪勝利
GI 競輪祭 1999, 2006
GII ふるさとダービー 1998, 2001
■最終更新日2015年11月11日  ■テンプレートを表示

小倉 竜二(おぐら りゅうじ、1976年4月3日 - )は日本競輪選手である。徳島県徳島市出身。日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第77期卒業。日本競輪選手会徳島支部所属。ホームバンクは小松島競輪場。初出走は1996年4月14日高知競輪場で初勝利も同レース。血液型はA型

戦績

徳島県立徳島商業高等学校を卒業後、競輪学校に入学。デビュー後2年目の1998年ふるさとダービー観音寺競輪場)に優勝して注目を浴び、翌1999年には競輪祭で優勝し早々とGIタイトルホルダーの仲間入りを果たした。

2001年2月に地元の小松島競輪場で行われたふるさとダービーで優勝した後は落車によるケガの影響で不調が続いていたが、2006年に再び吉岡稔真の番手をまわって競輪祭で優勝し、約6年ぶりにGIタイトルを手にした[2]

2017年9月に向日町競輪場で12年ぶりの記念競輪優勝(通算7回目)[3][4][5]

2019年は、2月の全日本選抜競輪で、2011年6月高松宮記念杯以来となるGI決勝進出を果たした[6]。決勝では中四国ラインで松浦悠士の番手を、年長で競走点数も上の香川雄介から「実績でオグ」と譲られたが遠慮し、3番手をまわった[7](結果は7着)。また11月の競輪祭では、予選敗退したものの4日目(11月22日)第7レース(二次予選B)で5着となり、通算獲得賞金額が1,000,121,122円となり、通算33人目、現役選手では同年5月に達成した金子貴志に次ぐ19人目となる10億円を突破した[8]

主な獲得タイトルと記録

競走スタイル

師匠はいない[12]。デビュー直後は捲り戦法が主体であったが、現在は典型的な追込型である。ゴール直前で、最後の一踏みと共に両腕を伸ばしてハンドルを押し出すような動作を行い、一瞬だけ前との差を詰めにかかる技を「ハンドル投げ」と呼ぶが、小倉はこの技術に長けていて他の選手と比べて数倍の距離差を稼ぐだけでなく、その技の美しさでも知られている。

しかしレース中の落車が非常に多く、怪我により調子を落としてしまうことが少なくない面もある。

脚注

  1. ^ 2006年時点では170cmだった。(シューティング・スター・プレス 月刊競輪 2006年4月号)(小倉竜二 関東自転車競技会)
  2. ^ 【競輪祭激闘譜】“ハンドル投げ”が誕生した瞬間 義理堅き仕事人 小倉竜二が咲かせた大輪~1999年・第41回競輪祭 決勝戦(netkeirin) - Yahoo!ニュース、2022年11月18日
  3. ^ 【向日町記念】小倉が12年ぶりの記念優勝…通算7回目 スポニチ
  4. ^ 【競輪】向日町記念は小倉竜二が制圧 番手から鋭脚発揮で12年ぶりのG3優勝 デイリースポーツ
  5. ^ 小倉12年ぶり記念V 開設記念 【向日町】 西日本新聞
  6. ^ 【GI全日本選抜競輪】小倉竜二が約8年ぶりのGI決勝へ - 東スポ
  7. ^ shio_sportsのツイート(1094535655080656898) シオスポーツ(「大阪スポーツ」(東スポグループ)記者)
  8. ^ “史上33人目、小倉竜二選手が通算取得賞金10億円達成”. KEIRIN.JP (2019年11月23日). 2019年11月23日閲覧。
  9. ^ kokurakeirin 第41回競輪祭決勝レース - YouTube
  10. ^ kokurakeirin 第47回競輪祭決勝レース - YouTube
  11. ^ “日本選手権競輪(GI)連続出場選手の表彰について”. Keirin.jp(JKA) (2022年5月3日). 2022年5月3日閲覧。
  12. ^ 選手名インデックス 小倉竜二 関自競のホームページ 2000年1月

関連項目

外部リンク

  • 選手プロフィール - KEIRIN.JP
競輪祭優勝者
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
女子優勝者
  • 51 木本登美子
  • 53 立川玉子
  • 55 田中和子
新人王優勝者(競輪祭新鋭王座戦・新人王戦優勝者も含む)
新鋭王座
1960年代
新人王
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
ヤンググランプリ
2000年代
2010年代
2020年代