曖昧さ回避 声優については「凪 (声優)」をご覧ください。
凪の海の波打ち際

(なぎ・英語: calm)は、風力0(風速0.0 - 0.2メートル毎秒)の状態をいう。

沿岸地域では、気圧傾度が弱く天気のよい日には日中に海風・夜中に陸風が吹く。海風から陸風へ切り替わるときの無風状態を「夕凪」(ゆうなぎ、英: evening calm)、陸風から海風へ切り替わるときの無風状態を「朝凪」(あさなぎ、英: morning calm)という。

そのほか、一般に風がおさまって波の穏やかな状態を「凪」(なぎ、英: calm)ともいい、時化対義語として使われている。

なお、四方を山に囲まれ、風の弱い瀬戸内海のような内海ではこれの継続時間が長く、夏に近づくにつれてこれがはっきりと現れる。

出典

参考文献

  • 中国地方の海陸風(涼をよぶ風) 江波山気象館 メールマガジン「お天気かわらばん]2005年7月2号(2018年7月2日閲覧)

関連項目

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なぎ
  • 朝凪・夕凪
  • 海陸風 - 海風陸風
  • なぎ - 平坦な安定した状態を表す言葉
  • ナギ - 名が凪(なぎ)に通じるとして、ナギの葉が船乗りの間でお守りとされている
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