一酸化二塩素
一酸化二塩素 | |
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識別情報 | |
特性 | |
化学式 | Cl2O |
モル質量 | 86.9054 g mol−1 |
融点 | −120.6 °C |
沸点 | 22 °C |
構造 | |
双極子モーメント | 0.78 ± 0.08 D |
熱化学 | |
標準生成熱 ΔfH | +80.3 kJ mol−1 |
標準モルエントロピー S | 265.9 J K−1 mol−1 |
関連する物質 | |
関連する酸化物 | H2O F2O |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
一酸化二塩素(いっさんかにえんそ)は、分子式 Cl2O で表される塩素の酸化物の一種である。Clの酸化数は+1。かつては亜酸化塩素とも呼ばれたが、この語は現在は非推奨名称である。
酸素原子 (O) 上に2個の塩素原子が結びついた構造を持つ。
反応
次亜塩素酸 (HClO) の酸無水物に相当し、水と反応させると次亜塩素酸に変わる。このことから、この化合物は無水次亜塩素酸とも呼ばれる。
一酸化二塩素を嗅ぐと独特のハロゲン臭(一般に塩素臭、カルキ臭と呼ばれるもの)を呈する。
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Cl(I) | |
Cl(I,VII) |
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Cl(II) | |
Cl(III) |
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Cl(IV) |
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Cl(V) |
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Cl(V,VII) |
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Cl(VII) |
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酸化数により分類。 | |
混合酸化状態 | |
酸化数+1 | |
酸化数+2 |
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酸化数+3 |
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酸化数+4 |
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酸化数+5 | |
酸化数+6 | |
酸化数+7 | |
酸化数+8 | |
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