レジー・ジャクソン (1990年生のバスケットボール選手)

曖昧さ回避 この項目では、1990年生まれのバスケットボール選手について説明しています。同姓同名の人物については「レジー・ジャクソン (曖昧さ回避)」をご覧ください。
レジー・ジャクソン
Reggie Jackson
デトロイト・ピストンズでのジャクソン
(2017年)
デンバー・ナゲッツ  No.7
ポジション PG / SG
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1990-04-16) 1990年4月16日(34歳)
出身地 イタリアの旗 イタリア
フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の旗 フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州
ポルデノーネ県ポルデノーネ
身長 188cm (6 ft 2 in)
体重 94kg (207 lb)
キャリア情報
高校 パルマー高等学校
大学 ボストンカレッジ
NBAドラフト 2011年 / 1巡目 / 全体24位[1]
プロ選手期間 2011年–現在
経歴
20112015オクラホマシティ・サンダー
20152020デトロイト・ピストンズ
20202023ロサンゼルス・クリッパーズ
2023デンバー・ナゲッツ
受賞歴
  • NBAチャンピオン(2023)
  • オールACCファーストチーム (2011)
  • コロラド州ミスター・バスケットボール (2008)
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

レジナルド・ション・ジャクソンReginald Shon Jackson, 1990年4月16日 - )は、アメリカ合衆国のプロバスケットボール選手。イタリアポルデノーネ出身。NBAデンバー・ナゲッツに所属している。ポジションはポイントカード

経歴

生い立ち

父親がアメリカ軍に従軍していた関係で、イタリアで生まれた[1]。その後ジャクソン一家はイギリスに赴任した後全米各地に赴任した後に高校時代はコロラド州で過ごす。大学はボストン・カレッジに進学。3年生時に平均18.2点を記録し、2011年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明。全体24位でオクラホマシティ・サンダーから指名された。

オクラホマシティ・サンダー

サンダーにはラッセル・ウェストブルックという絶対的存在がおり、控えにはエリック・メイノア(英語版)がいたこともあり、1年目の2011-12シーズンは45試合の出場にとどまった。

2012-13シーズンも全試合ベンチスタートだったが、プレーオフ1回戦のヒューストン・ロケッツ戦でラッセル・ウェストブルックが右膝を負傷するというアクシデントが発生。ジャクソンは急遽スターターに起用された。 2013-14シーズンは、ウェストブルックが前シーズンの負傷の関係で開幕から欠場したこともありスターターに起用され開幕ダッシュに貢献。その後ウェストブルックが復帰したのに伴いシックスマンとして起用されたが、自己最高の13.2点を記録し、MIP賞候補にも上げられた。

デトロイト・ピストンズ

2015年2月19日、複数のチームが絡んだトレードで、デトロイト・ピストンズに移籍[2]。スターターとして起用され、3月17日のメンフィス・グリズリーズ戦で23得点、キャリアハイの20アシストをマークした[3]。7月20日にピストンズと5年8000万ドルで再契約した[4]

2015年11月8日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦でキャリアハイの40得点をマーク。第4クォーターに26得点を挙げた[5]。12月2日のフェニックス・サンズ戦で34得点16アシストをマーク。ピストンズの選手で30得点15アシスト以上をマークしたのはアイザイア・トーマスが1988年に記録して以来だった。この年には2度の週間最優秀選手に選ばれるなど[6][7]自己最高の成績を残しプレイオフ進出に大きく貢献した。

2017年12月26日に行われたインディアナ・ペイサーズ戦で右足首を負傷、グレード3の捻挫で6週間から8週間の離脱になると発表された[8][9]。2018年3月20日のフェニックス・サンズ戦で24試合の離脱を経て怪我から復帰した。先発し15分間の出場で7得点を記録、試合はピストンズが115-88で勝利した[10]

2020年2月19日にピストンズと契約のバイアウトで合意したことを発表した[11]

ロサンゼルス・クリッパーズ

2020年2月20日にロサンゼルス・クリッパーズと契約した[12]

2021年8月11日にクリッパーズと2年2200万ドルで再契約した[13]

デンバー・ナゲッツ

2023年2月9日にメイソン・プラムリーとのトレードで、ドラフト2巡目指名権と共にシャーロット・ホーネッツへ放出され、すぐに解雇された[14]。その後、14日にデンバー・ナゲッツと契約した[15]。その契約の1年目となった2022-23シーズン、チームはNBAファイナルまで進み、自身初かつフランチャイズ史上初のNBAチャンピオンを獲得した。

7月16日にナゲッツとの再契約に合意した[16]

11月27日のロサンゼルス・クリッパーズ戦でシーズンハイの35得点、13アシスト、5リバウンド、2スティールを記録し、チームは113-104で勝利した。[17]

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  優勝シーズン     リーグリーダー

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2011–12 OKC 45 0 11.1 .321 .210 .862 1.2 1.6 .6 .0 3.1
2012–13 70 0 14.2 .458 .231 .839 2.4 1.7 .4 .2 5.3
2013–14 80 36 28.5 .440 .339 .893 3.9 4.1 1.1 .1 13.1
2014–15 50 13 28.0 .432 .278 .861 4.0 4.3 .8 .1 12.8
DET 27 27 32.2 .436 .337 .796 4.7 9.2 .8 .1 17.6
2015–16 79 79 30.7 .434 .353 .864 3.2 6.2 .7 .1 18.8
2016–17 52 50 27.4 .420 .359 .868 2.2 5.2 .7 .1 14.5
2017–18 45 45 26.7 .426 .308 .836 2.8 5.3 .6 .1 14.6
2018–19 82* 82* 27.9 .421 .369 .864 2.6 4.2 .7 .1 15.4
2019–20 14 10 27.2 .384 .378 .788 2.9 5.1 .7 .1 14.9
LAC 17 6 21.3 .453 .413 .905 3.0 3.2 .3 .2 9.5
2020–21 67 43 23.0 .450 .433 .817 2.9 3.1 .6 .1 10.7
2021–22 75 75 31.2 .392 .326 .847 3.6 4.8 .7 .2 16.8
2022–23 52 38 25.7 .418 .350 .924 2.2 3.5 .7 .1 10.9
DEN 16 2 19.9 .383 .279 .833 1.8 3.1 .6 .1 7.9
2023–24 82 23 22.2 .431 .359 .806 1.9 3.8 .5 .2 10.2
通算 853 529 25.2 .424 .345 .854 2.8 4.2 .7 .1 12.6

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2013 OKC 11 9 33.5 .479 .302 .897 4.9 3.6 .5 .5 13.9
2014 19 4 27.9 .466 .396 .886 3.8 2.4 .3 .2 11.1
2016 DET 4 4 36.8 .455 .167 1.000 3.3 9.3 1.5 .5 14.3
2019 4 4 27.0 .431 .429 .857 3.3 7.0 .8 .0 17.8
2020 LAC 12 1 14.2 .438 .531 .000 1.8 .9 .2 .1 4.9
2021 19 17 32.7 .484 .408 .878 3.2 3.4 .9 .2 17.8
2023 DEN 6 0 3.0 .500 .500 --- .3 .3 .2 .0 .5
2024 12 0 9.8 .333 .348 1.000 1.3 1.0 .2 .1 3.5
通算 87 39 23.9 .460 .389 .890 2.9 2.8 .5 .2 10.7

カレッジ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2008–09 ボストン 34 0 20.0 .440 .273 .685 3.3 1.7 .8 .4 7.0
2009–10 31 20 30.1 .430 .291 .733 5.7 4.5 .6 .5 12.9
2010–11 34 32 34.1 .503 .420 .796 4.3 4.5 1.1 .5 18.2
通算 99 52 28.0 .465 .351 .753 4.4 3.5 .8 .5 12.7

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ OKC Thunder: The around-the-world travels of Reggie Jackson NEWSOK December 24, 2013
  2. ^ Detroit Pistons Acquire Guard Reggie Jackson NBA.COM Posted: Feb 19, 2015
  3. ^ Jackson's monster night lifts Pistons past Memphis to snap 10-game skid
  4. ^ Detroit Pistons Re-Sign Center Reggie Jackson
  5. ^ ‘I’ve seen turnarounds, but not like that’ – Pistons outscore Blazers 41-11 in 4th to win going away
  6. ^ Reggie Jackson Named Eastern Conference Player of the Week
  7. ^ Reggie Jackson Named Eastern Conference Player of the Week
  8. ^ “Pistons' Jackson out extended time with sprain” (英語). ESPN.com. ESPN (2017年12月27日). 2018年4月8日閲覧。
  9. ^ Keith Langlois (2017年12月27日). “After getting news on Jackson 6-8 weeks, maybe more Pistons trudge ahead with 'next man up'” (英語). NBA.com. 2018年4月8日閲覧。
  10. ^ “Griffin narrowly misses triple-double, Pistons rout Suns” (英語). ESPN.com. ESPN (2018年3月20日). 2018年4月8日閲覧。
  11. ^ “ピストンズ、レジー・ジャクソンと契約解除”. www.sportingnews.com. 2020年2月20日閲覧。
  12. ^ “L.A. Clippers Sign Guard Reggie Jackson”. NBA.com (2020年2月21日). 2020年2月21日閲覧。
  13. ^ “LA Clippers Re-Sign Reggie Jackson” (英語). www.nba.com. 2023年2月11日閲覧。
  14. ^ “Hornets Acquire 2028 Second-Round Pick, Reggie Jackson And Cash Considerations From L.A. Clippers” (英語). www.nba.com. 2023年2月11日閲覧。
  15. ^ “DENVER NUGGETS SIGN REGGIE JACKSON” (英語). www.nba.com. 2023年2月15日閲覧。
  16. ^ “DENVER NUGGETS RE-SIGN REGGIE JACKSON”. NBA.com (2023年7月16日). 2023年7月18日閲覧。
  17. ^ Esnaashari, Farbod (2023年11月28日). “Unexpected Nuggets Player Makes History vs LA Clippers” (英語). Sports Illustrated Denver Nuggets News, Analysis and More. 2023年11月30日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • レジー・ジャクソン (1990年生のバスケットボール選手) --- ドラフト情報 --- NBADraft.net (英語),DraftExpress.com (英語)
  • レジー・ジャクソン (1990年生のバスケットボール選手)の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference、Basketball-Reference (G League)、ESPN、Eurobasket、RealGM、Yahoo
  • Reggie Jackson (@reggie_jackson) - Instagram - フォロワー数10万人以上
  • Reggie Jackson (@Reggie_Jackson) - X(旧Twitter) - フォロワー数10万人以上
デンバー・ナゲッツ ロスター
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