ブライアン・ボイタノ
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2003年のブライアン・ボイタノ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生誕 | (1963-10-22) 1963年10月22日(60歳) アメリカ合衆国・カリフォルニア州マウンテンビュー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 180センチメートル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
世界フィギュアスケート殿堂 1996年 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
代表国 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カテゴリー | 男子シングル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所属クラブ | Peninsula FSC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
引退 | 1988年、1994年 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ブライアン・アンソニー・ボイタノ(Brian Anthony Boitano, 1963年10月22日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の男性フィギュアスケート選手。イタリア系アメリカ人。1988年カルガリーオリンピック男子シングル金メダリスト。1986年、1988年世界フィギュアスケート選手権優勝。1982年にアメリカ人で初めてトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを成功させた。得意技はスプレッドイーグル。
経歴
- 1985年から1988年まで、全米選手権4連覇を果たす。
- 1986年、1988年世界選手権で優勝。
- 1988年、カルガリーオリンピックに出場し金メダルを獲得。カナダ代表の前年の世界王者ブライアン・オーサーとの対決に注目が集まり、ともにファーストネームがブライアンであることから「ブライアン対決(Battle of the Brians )」と称された。同年の世界フィギュアスケート選手権で2度目の優勝を果たしプロ転向。
- 1989年、テレビ映画『氷上のカルメン』(Carmen on Ice)にカタリナ・ヴィットと共に出演。1990年に共演のヴィット、ブライアン・オーサーと共にエミー賞を受賞した[1]。この作品は日本でもNHKで放映された。
- 1992年、第26回NFLスーパーボウルのハーフタイムショーにドロシー・ハミル、グロリア・エステファンと共に出演。
- 1994年、プロ解禁に伴いリレハンメルオリンピックに出場し6位。
- 1996年世界フィギュアスケート殿堂入り。
- 2013年12月17日、ホワイトハウスが派遣する2014年ソチオリンピック開閉会式典に出席する代表団の一員に元テニス選手のビリー・ジーン・キングらとともに選定される。
- 2013年12月19日、ゲイであることをカミングアウト[2][3]。
主な戦績
大会/年 | 77-78 | 78-79 | 79-80 | 80-81 | 81-82 | 82-83 | 83-84 | 84-85 | 85-86 | 86-87 | 87-88 | 93-94 |
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オリンピック | 5 | 1 | 6 | |||||||||
世界選手権 | 7 | 6 | 3 | 1 | 2 | 1 | ||||||
世界Jr.選手権 | 3 | |||||||||||
全米選手権 | 4 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | ||||
スケートアメリカ | 3 | 1 | 2 | 1 | 2 | |||||||
スケートカナダ | 1 | 2 | ||||||||||
NHK杯 | 3 | 1 | ||||||||||
ネーベルホルン杯 | 3 | |||||||||||
サンジェルヴェGP | 3 |
脚注
- ^ Awards for Carmen on Ice, IMDB.com
- ^ Olympic champion Boitano announces he's gay Ice Networks
- ^ Boitano now 3rd openly gay athlete on official U.S. Sochi delegation キングなど既に同性愛者であることを公表している著名人が代表団に数名含まれている。ボイタノ個人のカミングアウトもロシアの反同性愛法へ抗議の意があると推察されている。シカゴ・トリビューン、2013年12月19日
関連項目
- 『サウスパーク/無修正映画版』…『ブライアン・ボイタノならどうする?(What Would Brian Boitano Do?)』という歌が挿入歌として使われている。2009年に彼が出演を開始したフード・ネットワークでの料理番組『ブライアン・ボイタノなら何を作る?(What Would Brian Boitano Make?)』はこの歌のタイトルをもじったものである。
外部リンク
- ブライアン・ボイタノ - Olympedia(英語)
- ブライアン・ボイタノ - Olympic.org (英語)
- Brian Boitano Fan Club
- What Would Brian Boitano Make?
- ブライアン・ボイタノ (@BrianBoitano) - X(旧Twitter)
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※数字は大会開催年 |
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※ 2020年NHK杯は非公認大会 |
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1973: トーラー・クランストン • 1974: ロン・シェーバー • 1975: トーラー・クランストン • 1976: ロン・シェーバー • 1977: ロビン・カズンズ • 1978: 五十嵐文男 • 1979: (非開催) • 1980: スコット・ハミルトン • 1981: ノルベルト・シュラム • 1982: ブライアン・ボイタノ • 1983-1984: ブライアン・オーサー • 1985: ヨゼフ・サボフチク • 1986: ヴィタリー・エゴロフ • 1987: ブライアン・オーサー • 1988: カート・ブラウニング • 1989: ペトル・バルナ • 1990: カート・ブラウニング • 1991-1992: エルビス・ストイコ • 1993: カート・ブラウニング • 1994: エルビス・ストイコ • 1995: アレクセイ・ウルマノフ • 1996-1997: エルビス・ストイコ • 1998: エフゲニー・プルシェンコ • 1999-2001: アレクセイ・ヤグディン • 2002: 本田武史 • 2003: エフゲニー・プルシェンコ • 2004-2005: エマニュエル・サンデュ • 2006: ステファン・ランビエール • 2007: ブライアン・ジュベール • 2008: パトリック・チャン • 2009: ジェレミー・アボット • 2010-2011: パトリック・チャン • 2012: ハビエル・フェルナンデス • 2013: パトリック・チャン • 2014: 無良崇人 • 2015-2016: パトリック・チャン • 2017-2018: 宇野昌磨 • 2019: 羽生結弦 • 2020: (非開催) • 2021: ネイサン・チェン • 2022: 宇野昌磨 • 2023: 山本草太 | |
名称の変遷: スケートカナダ(1973年-現在) / ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(1995年-現在) |
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1979: スコット・ハミルトン • 1980: (非開催) • 1981-1982: スコット・ハミルトン • 1983: ブライアン・ボイタノ • 1984: (非開催) • 1985: ヨゼフ・サボフチク • 1986: ブライアン・ボイタノ • 1987: (非開催) • 1988-1989: クリストファー・ボウマン • 1990: ヴィクトール・ペトレンコ • 1991: クリストファー・ボウマン • 1992: トッド・エルドリッジ • 1993: ヴィクトール・ペトレンコ • 1994-1997: トッド・エルドリッジ • 1998-1999: アレクセイ・ヤグディン • 2000-2001: ティモシー・ゲーブル • 2002: ブライアン・ジュベール • 2003: マイケル・ワイス • 2004: ブライアン・ジュベール • 2005: 髙橋大輔 • 2006: 織田信成 • 2007: 髙橋大輔 • 2008: 小塚崇彦 • 2009: エヴァン・ライサチェク • 2010: 髙橋大輔 • 2011: ミハル・ブジェジナ • 2012: 小塚崇彦 • 2013-2014: 町田樹 • 2015: マックス・アーロン • 2016: 宇野昌磨 • 2017-2020: ネイサン・チェン • 2021: ヴィンセント・ジョウ • 2022-2023: イリア・マリニン | |
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