トライバルセンプー

トライバルセンプー
欧字表記	Tribal Sempu^[1]
品種	アングロアラブ(アラブ血量25.00%)^[1]
性別	牡^[1]
毛色	鹿毛^[1]
生誕	1977年 5月27日^[1]
死没	不明（2004年 12月15日転売不明）
抹消日	1980年 12月25日
父	トライバルチーフ^[1]
母	インターシユウホウ^[1]
母の父	インターナシヨナル^[1]
生国	日本（北海道日高町）^[1]
馬主	大野雅子^[1]
競走成績
生涯成績	14戦8勝^[1]
獲得賞金	4965万5000円^[1]
勝ち鞍	楠賞全日本アラブ優駿（1980年）アラブ王冠賞（1980年）勝島賞（1980年） ^[1]
テンプレートを表示

トライバルセンプー(Tribal Sempu )^[1]は、日本のアングロアラブ系種の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に1980年の楠賞全日本アラブ優駿、アラブ王冠賞、勝島賞など。

来歴

特記事項なき場合、本節の出典はJBISサーチ^[2]

1979年にデビューし、1戦して1勝を挙げる。4歳時の1980年は13戦して7勝、2着3回の成績を残し、4月25日の千鳥賞は2着に終わるが、5月27日園田競馬場での楠賞全日本アラブ優駿ではエバラポールを下して優勝。馬主の大野雅子が歌手の北島三郎夫人ということもあって、当日の園田競馬場には北島が来場し口取り式に加わった^[3]。10月にはアラブ王冠賞、11月に勝島賞に勝ち、1980年限りで競走生活から退いた。

引退後

引退後は種牡馬となり、2004年度までに血統登録頭数は1260頭、出走頭数はそのうちの1155頭を記録した^[4]。供用終了後の動向は不明。

主な産駒

シルバーブリツト（全日本アラブクイーンカップなど）^[5]
アサリユウセンプー（楠賞全日本アラブ優駿、西日本アラブダービーなど）^[6]
ムサシボウホマレ（楠賞全日本アラブ優駿など）^[7]
グリンダイオー（西日本アラブダービー、福山大賞典2回など）^[8]
コウザンハヤヒデ（楠賞全日本アラブ優駿など）^[9]
ハイセンプー（福山三冠馬）^[10]
トライバルサンダー（兵庫大賞典など）^[11]
キングトライ（とちぎアラブ大賞典など）^[12]
クインラマ（兵庫アラブクイーンカップなど）^[13]
ミスハクギン（サラ混合の笠松オールカマーなど通算29勝）^[14]
マーキュリサンダー（盛岡・アラブ大賞典など）^[15]
ローゼンセンプー（北日本アラブ優駿など）^[16]
トライバルキング（北関東アラブ王冠など）^[17]

血統表

トライバルセンプーの血統			（血統表の出典）^{[§ 1]}
父系	プリンスリーギフト系			^{[§ 2]}
父サラトライバルチーフ 1967 黒鹿毛	父の父 Princely Gift 1951 鹿毛	Nasrullah	Nearco
			Mumtaz Begum
		Blue Gem	Blue Peter
			Sparkle
	父の母 Mwanza	Petition	Fair Trial
			Art Paper
		Lake Tanganyika	Ujiji
			Blue Girl
母インターシユウホウ 1973 栗毛	母の父サラインターナシヨナル 1956 鹿毛	*ライジングフレーム	The Phoenix
			Admirable
		*テツノヒビキ	Gladiolo
			Dark Olga
	母の母アラブシユウホウ 1965 鹿毛	久艶	遠汐
			琢斗
		有汎	*ニーフアン
			望朝
5代内の近親交配	Nearco 4 × 5 = 12.50%、ニーフアン 4 × 5 = 9.38%、Pharos・Fairway 5 × 5 × 5 = 9.38%			^{[§ 3]}
出典	^ ^[18] ^ ^[19] ^ ^[18]^[19]

脚注

[脚注の使い方]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ “トライバルセンプー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “トライバルセンプー競走成績：年度別累計成績／主な成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “佐々木竹見、医者から「足が曲がらなくなるかも」　再起不能の危機”. 特集私の失敗. サンケイスポーツ (2015年9月2日). 2020年6月6日閲覧。
^ “トライバルセンプー種牡馬情報：世代・年次別（アラ系総合）”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “シルバーブリツト”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “アサリユウセンプー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “ムサシボウホマレ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “グリンダイオー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “コウザンハヤヒデ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “ハイセンプー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “トライバルサンダー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “キングトライ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “クインラマ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “ミスハクギン”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “マーキュリサンダー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “ローゼンセンプー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ “トライバルキング”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ ^a ^b “トライバルセンプー血統情報：5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月6日閲覧。
^ ^a ^b “トライバルセンプーの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年6月6日閲覧。

外部リンク

競走馬成績と情報 netkeiba、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ

表話編歴アングロアラブ・リーディングサイアー（日本）
1970年代	1974 センジユ 1975 センジユ 1976 タガミホマレ 1977 タガミホマレ 1978 タガミホマレ 1979 タガミホマレ
1980年代	1980 タガミホマレ 1981 タガミホマレ 1982 タガミホマレ 1983 スマノダイドウ 1984 タガミホマレ 1985 キタノトウザイ 1986 キタノトウザイ 1987 キタノトウザイ 1988 スマノダイドウ 1989 キタノトウザイ
1990年代	1990 スマノダイドウ 1991 スマノダイドウ 1992 スマノダイドウ 1993 シナノリンボー 1994 キタノトウザイ 1995 トライバルセンプー 1996 トライバルセンプー 1997 トライバルセンプー 1998 スマノヒツト 1999 スマノヒツト
2000年代	2000 スマノヒツト 2001 スマノヒツト 2002 ホーエイヒロボーイ 2003 ホーエイヒロボーイ 2004 ホーエイヒロボーイ 2005 ホーエイヒロボーイ 2006 ホーエイヒロボーイ 2007 ニホンカイユーノス 2008 ニホンカイユーノス 2009 コウザンハヤヒデ

表話編歴楠賞全日本アラブ優駿勝ち馬
1960年代	第0回フクマサ / 第1回ミツカゼ / 第2回カチミタカラ / 第3回リユーカス / 第4回タガミホマレ / 第5回ハヤブサヒカリ / 第6回キヨノオー / 第7回スグロヒカリ / 第8回ミスグラマン
1970年代	第9回アサヒマロツト / 第10回ゼネラルオー / 第11回フジマンデン / 第12回ワールドタカシ / 第13回グリンフアスト / 第14回ホクトライデン / 第15回メイクマイウエー / 第17回ヒダカセイユウ / 第17回トキノナノリ / 第18回ヤングラツキー
1980年代	第19回トライバルセンプー / 第20回コマツタイム / 第21回ダイヤロツク / 第22回ハギノニユーグリン / 第23回ニユーサラトガ / 第24回イソナンブ / 第25回ローゼンホーマ / 第26回ダンデイダイドウ / 27回オタルホーマー / 第28回アサリユウセンプー
1990年代	第29回ムサシボウホマレ / 第30回ハギノメジャー / 第31回イナズマガッサン / 第32回ダイメイゴッツ / 第33回コノミテイオー / 第34回キタサンオーカン / 第35回ケイエスヨシゼン / 第36回ヤングメドウ / 第37回タッカースカレー / 第38回ホマレスターライツ
2000年代	第39回コウザンハヤヒデ / 第40回ガバナマイウェー / 第41回チョウヨームサシ / 第42回サンクリント
43回以降はサラブレッド系重賞楠賞として回次は継続。