タンクトップ
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fb/Dsc00030ps.jpg/200px-Dsc00030ps.jpg)
タンクトップ(英: Tank-top)は、袖なしで、かつ、襟ぐりが幅広又は深く、また、合わせや衿のない上半身用下着、上衣または水着である。
概要
名前の由来は、1920年代の男子用又は女子競泳用水着であるタンクスーツ(英: Tank suits)の上部にデザインが似ていることからだといわれている。
上衣としては男性用・女性用のいずれも存在するが、下着としては通例女性用のものをさし、男性用のものは、ランニングシャツに分類されることがある。また、水着は女性用が多い。
アメリカ合衆国ではAシャツ(英: A-shirt)とも呼ばれ、イギリス、オーストラリアなどではシングレット(英: singlet)と呼ばれる。イギリスで下着として着用するものはベスト(英: vest)、フィリピンではサンド(タガログ語: sando)、インドではバニアン(英: banian)と呼ばれる。
女性用にはブラジャーと一体化したタンクトップ(ブラトップ[注釈 1])がある。ジュニアブラと一体化したタンクトップもあり、ブラジャーを着用しない代わりにブラトップを着用してもよい[1]。スポーツブラと一体化したスポーツ用のブラトップもある。
分類
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/33/Halter_neck.png/200px-Halter_neck.png)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e9/Yellow_top.jpg/200px-Yellow_top.jpg)
上衣
- 主にカットソーであり、シンプル又はカジュアルなものが多い。生地は、綿やポリエステルの天竺、ストレッチ天竺、フライス、リブなどを用いる。プリント柄も多い。Tシャツと同様に、下着と上着の融合が進み、TPOにより重ね着の上・下いずれにも利用される。一般に襟ぐりが広く、肩の縁でひっかけるように着用し、鎖骨が露出するデザインが特徴である。この他、装飾性のある上衣として、トリコットのような柔らかなフィット感のある素材、あるいは、シフォン、ジョーゼット、コットンボイル、シルクなどの「透け感」や光沢感のある素材を用いて仕立てられることもある。このようなタンクトップは、フェミニン又はフォーマルなテイストとなる。
下着
アウター調インナーとして保護・保温・吸汗性のある肌着に利用される。生地は天竺、ストレッチ天竺、フライス、リブ、スムースなどを用いる。
水着
ツーピースのトップとして使用される。ビキニ型のボトムと組み合わせたものは、タンキニと呼ばれる。身生地としては伸縮性の高いものとして、ポリエステル、ポリウレタン、ナイロンのツーウェイ、パワーネットなどが使用される。
脚注
[脚注の使い方]
注釈
出典
- ^ “恥ずかしがる娘もOK 「友ブラ」で思春期の胸をケア”. NIKKEI STYLE. 日本経済新聞社 (2019年11月21日). 2020年5月3日閲覧。
関連項目
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